体感では危険!温湿度計で視覚化すればムダなし空調

2019-04-15睡眠環境寝室の空調,温湿度計

眠りには温度や湿度はとても重要です。夏に暑くて寝苦しかったり、冬は寒くて寝つけなかったりということは誰にでも経験があるのではないでしょうか。暑くても寒くても眠りは妨げられてしまいます。

眠りと体温の関係

眠りは1日の体温の変化と深く関わりがあります。眠る前には副交感神経が活発になり、皮膚の末梢血管を拡張させ、手足や顔などから放熱して深部体温を下げています。

夏の高温多湿では汗をかいても放熱がうまくできず、体温が下がりません。冬は寒いので交感神経が活発になり手足の末梢血管が収縮し放熱が起こりにくくなります。暑さや寒さで眠りが妨げられるのは体温が下がりにくいからです。

眠りと温度・湿度の関係

寝室の室温は夏23~25℃ 、冬12~13℃ 。湿度は50~60%を保つようにしましょう。寝具と人の間にできる空間の温度や湿度のことを「寝床内気候」と言います。快適に眠れるのは温度32~34℃、湿度45~55%ぐらいといわれています。

体感温度は個人差が大きいので温湿度計で必ず数値を確認しましょう。温湿度計の場所は自分の居る場所や高さに置くか掛けるかするといいでしょう。正しい室温がわからないと眠りに適した空調はできません。熱中症を防ぐことにもなります。

夏の寝室空調のポイント

夏は眠る数時間前から冷房で寝室を冷やします。昼間の壁や天井への熱は輻射熱として室内に放出されるので冷えるまで時間がかかるのです。熱帯夜が続くような真夏のエアコンは寝室が冷えたら、眠る時には少し高めの温度で朝まで入れたままにします。

扇風機は足元にあてると涼しく感じます。手足には汗腺が多いので効率よく汗を発散させてくれます。身体が冷えすぎてしまうと、朝の体温上昇が起きにくくなるので、扇風機はタイマーを使いましょう。冷却枕も寝つきやすくなりますが、冷たすぎると逆効果なので調節をしてください。

サーキュレーターと組み合わせる

エアコンの対角線上にサーキュレーターを置き、空気を撹拌すると部屋の温度は一定になります。エアコンの風を直接、身体に当たるのを防ぐことにもなります。エアコンによっては就寝中に身体に風を直接当てないようにする機能があります。エアコンの機能を確認してみてください。

冬の寝室空調のポイント

冬は眠る前に手足を軽く温めると寝つきがよくなります。手足の末梢血管が温まると放熱して体温が下げやすくなるからです。手足を温める方法としてはぬるめのお風呂や足湯、湯たんぽ、電気アンカや電気毛布などです。電気アンカや電気毛布は1晩中つけっぱなしだと「寝床内気候」が上がりすぎるので、眠る時には電源を切るようにしましょう。

寝床の気温ばかりが高いとトイレなどで起きた時に気温差が激しく身体に負担がかかります。同時に身体も冷えるので再び寝つきにくい原因にもなります。室温も暖かく保つようにしましょう。また、湿度が高いと同じ温度でも暖かく感じるので加湿器で加湿しましょう。

あとがき

私が初めて温湿度計を使ったのは節電のためでした。室温が数値でわかると夫がむやみに設定温度を下げなくなり、言い争いと電気代が減りました。男は数字やデータですね。最初は居間だけでしたが、寝室、脱衣所、クローゼットと必要に応じて増えていきました。温湿度計はデジタル式で時間もわかると便利です。暑さや寒さを感じたら温湿度計を見るクセがつきました。空調の管理には必需品です。