寝室の環境を「睡眠環境」と言います。睡眠環境は眠りに影響を与えます。睡眠環境が良ければ質の高い眠りが得られます。眠りの質が良くなければ熟睡感がなく疲労感もとれません。年齢に関係なく睡眠環境はとても大切です。寝室で気をつけたいことを紹介します。
睡眠環境に影響する6つの要素
- 照明(光)
- 音
- 空調(室温・湿度)
- 寝具
- 色
- パジャマ
睡眠環境の整った寝室
睡眠環境の整った寝室の例を紹介します。間取りが違っていてもポイントを押さえておけば大丈夫です。質の良い眠りのために、できるだけ理想に近づけましょう。

寝室で押さえておきたいポイント
- 照明は電球色で不安を感じない程度に暗く、視線に入らない場所に足元灯などを置く
- 気になる音はできるだけ遮音、入眠時にヒーリング音楽を聴くのはOK
- エアコンは身体に直接あてないようにして、適切な温度と湿度に調整する
- 寝具やカーテンのファブリック類は落ち着いた色味にする
- 外の灯りが入るときは遮光カーテンにすると眠りやすい
- 遮光カーテンを少し開けておくと、朝起きやすい
- パジャマは体を締め付けない、ゆったりしたものにする
熟睡できたホテルならイメージしやすい
ホテルなどの宿泊施設は寝室環境が整っています。最も落ち着くはずの自宅よりグッスリ眠れたホテルなどはありませんか。自宅の寝室とホテルの部屋で眠りに影響する要素 ( 照明、音、空調、寝具、色、パジャマ ) が大きく違った所がありませんでしたか。実体験があれば、改善ポイントもイメージしやすいです。
眠りへのストレス耐性
眠りには「ストレス耐性」というものがあります。睡眠環境が良くなくても耐えて眠れる力のことです。このストレス耐性は年齢とともに下がるので、より眠りに適した環境でなければ眠りにくくなります。今までは良かったのですが、これからは変えていかないと眠りにくくなってしまうのです。寝室を見直し始めた方がいいでしょう。
あとがき
私は天井照明の常夜灯は使いません。上からの光は目に直接入ってくるからです。遮光カーテンは少しだけ開けておきました。朝の光が部屋に入ってきて明るくなると寝ていられません。ヨロヨロ起きてカーテンを全開にし深呼吸をするのが日課でした。引っ越し後に、夜まぶしくて前のカーテンでは眠れなかったことがありました。買い替える前にカーテンライナーを。カーテンより安く、取り付けるだけで遮光性や遮熱性がアップします。カーテンの日焼けや痛みを防げて便利です。カーテンって結構、高いですからね。