よくある眠りの疑問

2019-02-14

眠りについて悩みがあると疑問や心配に思うことが出てきます。あまり人に聞けるような話題でもないのでホントはどうなんだろう?と抱えたままにしていませんか。眠りについてのよくある疑問をご紹介します。

睡眠時間は何時間がいいの?

眠りに悩みを持つ人は睡眠時間が短いからだと考えがちです。平均睡眠時間はよく8時間だといわれますが、個人差があって一概には言えません。

4~5時間しか眠らないでも平気なショートスリーパー(短時間睡眠者)もいれば、9時間以上眠らないと生活に支障が出るロングスリーパー(長時間睡眠者)もいます。このような特殊な睡眠時間の持ち主は数%です。

残りのほとんどの人が6~7時間の睡眠時間で生活しています。長寿なのは7時間くらいという研究結果もあります。しかし、自分にとってベストな睡眠時間は自分にしかわからないものです。

問題なのは昼間、強い眠気で日常生活に支障が出ているかどうかです。日常生活に支障があれば、あなたの睡眠には何かしら問題があるということです。大切なのは睡眠時間の長さではなく質だということも忘れないでください。

寝酒で眠れるから大丈夫!

眠れない夜に寝酒を飲む人は多いでしょう。ストレス解消や血行を良くするので少量のお酒は百薬の長ともいわれます。睡眠薬代わりに寝酒に頼るのはよくありません。お酒で得られる眠りとは眠りといえるようなものではありません。

アルコールが効いている間だけ眠っているようにみえる麻酔状態です。アルコールが切れたら目が覚めます。また、利尿作用でトイレの回数が増えるので眠りの妨げにもなります。 質の良い眠りは得られませんから、翌日は眠くて、だるくて作業効率も悪いです。

アルコールへの耐性がつき、どんどん飲む量が増えていくとアルコール依存症です。眠ることもできず、肝臓にも影響がでます。 眠れないから飲む、飲むから眠れないの悪循環にはまってしまうのです。アルコールの中毒性はそれほど高いのです。お酒は夕食時に適度に楽しんでください。

タバコは関係ないでしょ?

タバコを吸うとリラックスできるのはニコチンによるものです。ニコチンは血管を収縮させて血圧や心拍数を上げます。覚醒作用があるので、頭は一時的にスッキリしますが、寝つきが悪くなり、深い眠りを妨げます。

タバコをやめられない人はニコチンへの依存とタバコを吸うという行動習慣があるためです。女性にはタバコをやめると太ると思っている人がいます。それは、味覚が正常に戻って食事がおいしく感じられるからです。

禁煙できる人は自己管理能力が高い人です。だから、肥満も防げるでしょう。 あなた自身のために、大切な人のために禁煙をおすすめします。

若い頃のように眠れない

年齢を重ねると、男女を問わず眠りに不満を感じるようになります。眠りの質が下がったというより、年齢相応に変化したものです。年をとると活動量も少なくなります。眠りは必要な量しか与えられませんから若いころのようには眠れないのです。

体内時計のリズムも少しずつ前倒しになっていき、早寝早起きになっていきます。あまり朝早くから活動を始めると夜、眠りにくくなりますし、他の家族も起こしてしまいます。早く目覚め過ぎたら寝床でそのままゆっくり過ごすのも手です。

活動量の低下にともない体温の変化も鈍り、メラトニンの分泌量も減ってきます。外出したり、ボランティアをしたりして活動的に過ごし、日光を浴びればメラトニンの分泌も増加します。特に女性は閉経後、女性ホルモンの分泌が少なくなるので、眠りが浅くなると考えられています。

年齢を重ねて眠りが浅くなると、眠りへのストレス耐性も下がってきます。今まで気にならなかった、音や光、寝具などが気になり眠りにくくなってしまうのです。この機会に寝室環境を見直してみるといいかもしれません。

病院は何科に行けばいいの?

眠りに悩みを感じて受診しようと思ったものの何科に行けばいいのか困っていませんか。日本では睡眠科という標榜を掲げての診療は認められていないので、わかりにくいですよね。 事前に症状などを伝えて対応してくれるか確認してから受診しましょう。

眠りについての悩みが大きく、生活に大きな支障が起きている場合は睡眠の専門医をおすすめします。日本睡眠学会では専門医や医療機関を認定していてホームページに掲載されています。

専門医が自宅から遠くて通えない場合は精神科、神経科、心療内科などがいいです。また、睡眠時無呼吸症候群などの疑いで受診したい場合は耳鼻咽喉科、呼吸器科、循環器科などがいいです。

睡眠の専門医は大げさだで何だか敷居が高いと感じる人はかかりつけの内科を受診することをおすすめします。内科の医師がさらに詳しい検査や治療が必要だと判断すれば、然るべき医師を紹介してくれます。

女性なら知っておきたいのが女性外来です。女性外来は女性の心身の悩みに対応してくれます。月経や閉経が原因の不眠なら女性外来がいいかもしれません。

Posted by hinata